3月前半は、例年なら雨の心配がまったくない乾季のまっただ中です。しかし、昨年からの天候不順は今年も同様で、スコールが降る日もありました。
けれども日頃の行いが良いためか、大会当日は完全に晴れ。無事に大会を行うことができました。
今回も前回に引き続き8チームの参加で、完全トーナメント方式の大会となりました。約100名の日本人およびタイ人が参加して、1日ソフトボールを楽しみました。
[開会式]
【閉会式のあとの記念撮影】
完全トーナメント方式では、1回戦で負けたら5位以下が決定します。開始早々のモチベーションにも関わるので、各チームが緊張するところです。
今回は、前回大会に参加した1チームが参加できなかったのですが、毎回のように参加しているバーディーズが2チーム体制にすることで、8チームの登録となりました。
組合せ抽選では、みごとにA面とB面に振り分けたバーディーズが、どちらのチームで上位を狙うかが注目されます。
第2試合までが1回戦となります。A面の第1試合では、KBとオービーズが白熱した試合を展開しました。逆転逆転のシーソーゲームとなり、オービーズがサヨナラで制しました。
またA面の第2試合では、注目のバーディーズBが登場。最多優勝回数を誇る古豪の四十路を、なんと13対1という大差で蹴散らしました。
第2回大会に参加して、いきなり優勝したバーディーズですが、その後は精彩を欠いて下位に甘んじていました。しかし、今回は何かが違う。そんな雰囲気が漂っていました。
一方のB面では大差がつく試合が続きました。ソムタムズがタイ人チームのTriam Patに快勝し、ラビッツもバーディーズAを圧倒しました。
[暑さに参った]
午後からの第4試合は準決勝です。バーディーズBは勢いに乗ってオービーズを逆転で下します。ソムタムズもラビッツを再逆転で下し、勝ち上がりました。
そして決勝戦。ソムタムズが先行すると、その裏すぐにバーディーズBが逆転します。しかし、すぐにまたソムタムズが逆転し返すというシーソーゲーム。
一旦またバーディーズBが逆転したものの、最終回の表にソムタムズが2点を取って同点に。その裏のバーディーズBは点を取れず、引き分けとなりました。
引き分けの場合は、代表3人による勝ち抜きジャンケンで決めるのがルール。ジャンケンに勝ったソムタムズが、見事に3回目の優勝を飾りました。
ソムタムズ、優勝おめでとう!
[優勝トロフィーと賞品の授与]
[ゲーム結果]
1回戦で負けると、次の目標はやはりブービー賞。このところ、古豪の四十路とKBがブービー賞を取っていますが、今回も狙い通り(?)にKBがブービー賞を取り、賞品のビールを手にしました。こちらも2大会連続となります。
[背中に漂う哀愁]
背中に哀愁が漂う大会最高齢(72歳)のKBの選手も、これで少しは溜飲が下がったでしょうか。
大会が終わると、それぞれ打上げなどを行います。大会の立ち上げに関わった3チーム(KB、ラビッツ、四十路)は、いつものイサン料理屋で打上げです。
[イサン料理]
チムチュム(タイ風鍋)、グンテン(川エビの踊り食い)、ソムタム(パパイヤサラダ)、コームーヤーン(ブタのノド肉焼き)など、美味しいイサン料理を食べながらビールを飲み、互いの健闘を讃え合いました。
今回も無事に大会を終えることができました。それが何よりの喜びです。
なお、昨年11月の第17回HSTから始まった第7回HSL(へたくそソフトボールリーグ)も、この日が最終節となっています。
結果は、また前回に引き続いて1点差でラビッツを制したソムタムズが、2回連続の優勝となりました。
ソムタムズ、HSL優勝おめでとう!
[MVPはソムタムズの選手]
次回、第19回HSTは、2016年11月20日(日)を予定しています。
それまでも、毎月2回、日曜日の午前中に主要なチームが集まって練習試合などを行っています。もし、参加してみたい方(個人、チーム)がありましたら、こちらからお申込みください。