今回が、HSTという名前での大会は最後になります。HST(へたくそソフトボール大会)とHSL(へたくそソフトボールリーグ)が、今回の大会で終わることになったのです。
これは、運営に携わってきたメンバーが、運営から身を引くことになったからです。今後、このような大会を継承したいということで、新たな枠組みでの運営が動き出していますので、大会そのものは終わりではありません。ただ、当初からのメンバーが運営をやめるということだけです。
最後の大会ということですが、大会が始まった当初から参加していた6チーム、100人程度が集まって、晴天のもとに大会が開催されました。
[開会式]
今回の大会は、第8回HSLの最終節もかねています。最終節に参加できなかった2チームは、残念ながら勝ち点で脱落してしまいました。参加した3チームで優勝を争います。
[HSTの優勝トロフィーとHSLの優勝カップ]
8時45分から、A面とB面のそれぞれに分かれて、予選リーグが行われます。3チームの総当りで、上位2チームが午後からの決勝トーナメントに参加することになります。
A面は、優勝候補が揃ってしまった死のリーグ。前回優勝の四十路、ここ3回くらい優勝争いをしているバーディーズA、そして16回大会で優勝したラビッツです。
結果は、2勝した四十路がトップで、1勝したバーディーズAが2位で、それぞれ決勝に進出しました。
B面は、どのチームも穴馬的な感じで、ハマれば駆け抜ける力を持った3チームです。KBは過去3回優勝の実績があります。Triam Patは、個々人の身体的能力ではずば抜けたタイ人チーム。そしてバーディーズBは、バーディーズAと同じチームですから。
結果は、互いに譲らず3チームとも1勝1敗の同率になりました。ここで、前回大会から導入された「優勝回数が少ないチームが上」というルールが適用されて、トップがTriam Pat、2位がバーディーズBと決まりました。
一斉休憩の45分を挟んで、午後から決勝トーナメントになります。一方、予選リーグで敗退した2チームは、B面でブービー賞を懸けて2試合行います。
ブービー決勝は、ラビッツがKBに2連勝し、文句なしのブービー(第5位)決定です。
[ブービー賞:ラビッツ]
決勝トーナメントは、それぞれの面の1位と2位が準決勝で戦います。ここで四十路とバーディーズAという、ともにA面のチームが勝ち上がりました。当たれば大穴という2チームは、残念ながら敗退です。
決勝戦は、予選リーグでも戦った四十路対バーディーズA。予選では四十路に敗れたバーディーズAでしたが、決勝では四十路を圧倒してみごとに2回目の優勝となりました。
[優勝:バーディーズA]
バーディーズの1回目の優勝は、なんと初出場した第2回大会。それ以来のバーディーズ旋風となりました。
バーディーズA、優勝おめでとう!
各チーム4試合を行った今回のHSTが、HSLの第5節を兼ねています。この結果、勝ち点でトップになったのは四十路です。
四十路、HSL優勝おめでとう!
大会の最後は閉会式。20回の大会を支えてくださった参加者のみなさんにお礼を述べて、大会を締めくくりました。
閉会式後、あちこちで胴上げが行われていました。優勝チームのバーディーズはもちろんですが、今回の大会で帰任するKBの監督や、大会の理事長としてみんなをまとめてくれた「なみさん」も宙に舞っていました。
[胴上げされるなみさん]
10年続いたHSTは、今回で終わりです。それに合わせて、HSLも終りとなります。
ただ、この後は新たな枠組みで新たな大会が始まると思います。「へたくそソフトボール」としての活動は、まだまだ続きます。今後とも、よろしくお願いします。